蝉の鳴き声が夏の土用入りを呼ぶ、水無月の『 REN農P 〜自然農内観体験~ 』
夏の太陽と時折降る激しい夕立ちで、畑の作物も雑草も、同じいのち(一)としてすくすく育っています。
この日は、畑の手入れとじゃがいもの収穫を行いました。
今年は、20年以上農薬も化学肥料も一切使っていない畑で、自然農法(無農薬・無肥料)で大切に育てられたじゃがいもを種芋に使いました。
大きさにばらつきはありますが、とても立派なじゃがいもが収穫できました。
これらのじゃがいもは、翌日の大和食とぬか床仕込みワークショップでお料理に使う予定です。
自然のなかで農薬にも肥料にも頼らずに育った野菜たちは、どれも皆「根が深い」。
わたし達の心軆の在り方においても「大地とのつながり」をしっかりと観(感)じ、日々それを養ってゆくことが大切なように思います。
陽の当たる方へ枝葉を伸ばすことだけを考えず、少しずつでも「深く自己に根を掘り下げていく」ような陰ながらの精進を怠らないように・・・。
収穫の後は、皆さんとお寺に戻ってひと休み。
本堂の縁側に座ってしばらく夏の風を観じていました。
合掌
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